10/8(木) MTG 共有資料 ・ 元データ: PM局業務改善リスト(棚卸し後・一覧) 186業務

PM局の業務とフローを縮める提案

業務の連結、フローの短縮化候補を洗い出しました。

この改善の目的

この取り組みのゴール

「PM局のバックヤードを効率化する」ではなく

営業が売上につながる活動へ集中できる体制をつくる

いま、PM局で起きていること

管理職がプレーヤーになっている

人の入れ替わりや不足で、管理職自身が実務を抱えています。組織改善、育成、業務設計、マネジメント、新しい施策の検討という本来の業務に、手が回っていません。

人が入れ替わるたびに、教え直し

教える、退職する、また新しい人に教える、が繰り返されています。教える側にも時間がありません。

全員の業務がいっぱい

現場に余裕がなく、新しい仕組みを入れても使う時間がないため、慣れた手作業に戻ってしまいます。

このままでは、攻めに時間を使えない

中継作業や転記に時間を取られ続ける限り、営業支援やアポ獲得といった「攻め」の業務に人と時間を回せません。

進め方

① バックヤード業務を把握する→ ② 不要作業・重複作業・手作業を減らす→ ③ 少人数でも回せる状態にする→ ④ 浮いた工数と人員を「攻め」へ再配置する→ 契約の獲得

PM局のヒアリング議事録より。

この資料でお伝えしたいこと

提案と検証は他部署側でできます

業務の中身はPM局の方が詳しいため、シートのE列(業務内容)とI列(課題)から候補を出しました。仕組みづくりと動作の検証は私が担当できます。

優先度の判断はPM局にお願いします

案1〜9は並び順を優先度にしていません。ヒアリングで第1優先とされたのは案10です。残りは、件数や頻度を知っている方に選んでもらうのが確実です。

入力の一元化と、ツールの整理

1か所に入力すれば、PowerEgg、Kintone、Chatwork、Trelloなどへ反映される形を基本にします。そのうえで、「このツールを減らしたら」という案も別枠で出しています。

縮小後の数字は試算です

シート上の行数から数えた概算です。実際の件数と手順は、着手前に現場で確認します。

すでにできたこと

新規商談準備: 5業務が1つになりました

スケジュール候補出し→ 確定・連絡→ PE登録→ URL発行・PE登録→ 施設予約→ Claude Codeで1回の指示

今回の提案も同じ型です。「連続している作業」と「同じ情報を何度も書く作業」を探しました。

対応予定 作成したミーティングのタイトルについても、自動で作成します。

着手中: 継続商談資料(事例・既存)

提案資料のPowerPoint生成は、スキルとしてすでに作成済みです。残る課題は、既存の効果事例スライドを差し込むと、文字の位置・サイズ・レイアウトが崩れ、手作業で直していることです。スライドマスターやフォント設定が統一されていないことが原因と考えられます。

差し込み元と先、正常に入るスライドと崩れるスライドを比べて原因を特定し、差し込み処理を直します。仕組みを一から作り直すのではなく、差し込み部分の修正と元データの整理で解決できる見込みです。杉本さんのヒアリングで第1優先とされています。複数の業務をつなぐ形に広げる案は、下の「継続商談の提案」にあります。

ヒアリングで最優先に挙がった領域

小野さん、佐藤局長、杉本さんのヒアリング議事録から追加しました。3名とも、アポ獲得後の処理を改善候補に挙げています。棚卸しシートには、この一連の流れが1つの業務として載っていません。

8→1〜2工程

案10 アポ獲得後から担当決定後までの一連の処理

営業リスト確認・情報の転記・担当者確認と割り振り・関係者への連絡・資料共有・シート入力・PE登録・Googleカレンダー登録(小野さんのヒアリングより)。杉本さんのヒアリングでも、予定確認、営業リスト確認、担当の判断、担当者登録、情報の受け渡し、営業リストの担当者変更の6工程が挙がっています。

いまは人をまたいで進んでいます。

アシスタントが情報入力→ 佐藤局長がPEに入力→ アシスタントがPEを確認→ 担当者へ資料を送付

「アポが取れた」ことを起点に、担当が決まるところまでを自動で進めます。担当を決める判断だけを佐藤局長が行い、その後は自動で進める形です。

アポ情報の取得
TimeRex・メール
→ 必要情報を自動取得→ 管理シート・kintoneへ登録→ 佐藤局長が担当を決める(人の判断)→ PE・Googleカレンダーへ登録→ 担当者へ連絡・資料送付
見込み: 高い担当をまたぐ(アシスタントと佐藤局長)棚卸しシートに未掲載

案3(アポ確定時の定型セット)と案4(日程調整の横展開)は、同じ「アポ確定」を起点にする流れです。ヒアリングでも、スケジュール登録は単独でなく、この案に組み込む方針が示されています。

実現方法の候補(杉本さんのヒアリングより): kintoneのステータスを「アポ獲得」に変えたことを起点に、案件の作成、情報の転記、担当者への通知を自動で行います。担当の決定を起点にする場合は、営業リストの担当者変更、通知、必要情報・URLの送付、予定登録までを一連で行います。PEで担当を入力できるかは、要検証とされています。

次の一歩: 次に新規アポの処理が発生したとき、TimeRex経由とメール経由の両方を画面収録します。その動画から全工程を整理し、1工程ずつ試作します。

ヒアリングで確認できた進め方

  • 優先度の見方は、頻度・関わる人数・1回あたりの工程数・ミスのリスク・削減できる作業量・改善に必要な工数の6点です(佐藤局長ヒアリング)。
  • 「1工程ずつは短くなっても、5工程あること自体は変わらない」ので、工程そのものをまとめます。
  • 1件1分ほどで終わる定型情報の更新などは、仕組みづくりのほうが手間なので、当面は対応しません(小野さんヒアリング)。
  • kintoneへの入力は、制作番号と担当者を指定して入力できることを、ヒアリング当日に確認済みです(小野さんヒアリング)。
  • 杉本さんのヒアリングの優先順位は、第1が効果事例スライドの整理、第2がkintone連携と担当割り振り、第3がスケジュール調整、中長期がプロモ管理表の再設計です。

連結できる業務 案1〜9

数字は「いまの業務数 → 縮小後の目安」です。[ ]内はシートの行番号です。

6→1業務

案1 議事録から業務報告まで

商談後の業務報告[78][79]・事前共有・KO議事録[108][110][113]・Cフォロー同席[125]

録画→文字起こし→業務報告と議事録→Kintone登録を1本にします。同じ手順が別々の業務として並んでいます。[78]と[79]はE列の内容が同一です。社員からアシスタントへの依頼もなくなります。

見込み: 高い担当をまたぐ時間が大きい: 75分・120分・80分

文字起こしの精度に課題あり[108]。確認が必要です。

7→1〜2業務

案2 受注情報の一括登録

案件報告(Chatwork)[86]・G売計算[87]・Kintone入力[88]・クライアント情報シート[89]・編集者共有[90]・Chatworkグループ作成[97]・KO情報登録[104]

受注時に1回だけ入力し、残りは自動で作ります。いまは同じ情報を7回書いています。CL管理と案件管理の二重入力[88]も含まれます。

見込み: 高い担当をまたぐアシスタント退職に伴う移行中[97]

Kintone、Chatwork、スプレッドシート、Trelloへ反映します。入力元は、KintoneとクライアントシートのどちらにするかをPM局で決めてください。

6→1業務

案3 アポ確定時の定型セット

挨拶メール[67]・リマインド[63]・キャンセル防止[66]・Kintone更新[64]・受注への第一歩報告[55][68]

「アポ確定」を起点に、メール下書き、リマインド、報告、Kintone更新をまとめて実行します。[55]と[68]は同じ報告が2か所にあります。

見込み: 高い新規商談準備と同じ型
9→3前後業務

案4 日程調整の横展開

プレKO[98][99]・KO[101][102]・事前共有[105]・プロモKOアポ[109]・刊行日PE登録[137]・掲載日PE登録[138]・採用面接[173]

完成済みの「新規商談準備」の仕組みを広げます。候補出し、確定、PE入力が同じ流れです。

見込み: 高い検証しやすいPowerEggへの登録も同じ仕組み
5→1依頼窓口

案5 Trello依頼の統一フォーム

契約書ドラフト依頼[92]・稟議申請[93]・発注書作成依頼[115]・原稿作成依頼[145]・請求書発行依頼[169]

毎回、各部署へTrelloで起票しています。入力項目が共通なので、依頼フォームを1つにして、既存情報から自動入力します。

見込み: 高い他部署(経営企画局など)が関わる

経営企画局の受け取り方は変えず、PM局側の起票だけを自動化します。

8→2業務

案6 プロモ管理表の入力元を1つに

受注報告入力[143]・各管理表入力[144]・新刊タスク[130]・KOリスト[131][132]・有償タスク[133]・新刊情報更新[154]・ダブルチェック[134]

進行管理タブから各施策タブへの二重転記[144]をなくします。二重転記が消えれば、ダブルチェックの対象も減る可能性があります。

見込み: 中程度管理表の実体の確認が必要月20件程度[143]

杉本さんのヒアリングでは、中長期の課題とされています。関係者が多いため、利用者にヒアリングしてから設計する方針です。

6→2業務

案7 出版レポートの作成から送付まで

発売日レポート[121]・1か月レポート[122]・Cフォロー用[124]・作成更新[146]・Wチェック[147]・展開[148]

データ取得からPPT生成までを自動化し、ダブルチェックは差分だけに絞ります。作成者、チェック担当、送付先と3段階あります。

見込み: 要確認担当をまたぐ月60〜70件規模[146]

販売状況の元データをどこから取るかで、実現できる範囲が変わります。

5→1〜2業務

案8 一斉アプローチの履歴記録

アプローチ履歴記録[49]・SendGrid履歴[50]・配信先設定[52]・配信結果取り込み[53]・URL取り込み[54]

メール(SendGrid)は、CSVをExcelで変換してKintoneへ取り込む経路です。問い合わせフォームは、CSVをKintoneへ取り込む別経路です。送信側からKintoneへ直接書き込めば1本になります。[51]に「SHINOBIからLseterへ変更」とあるため、[52]〜[54]は移行後に不要になる可能性があります。

見込み: 要確認Lseter移行の状況を確認したい

SendGridとLseterが、外部から履歴を渡せる仕組みを持っているか調べます。

6→2業務

案9 月次の数字集計と資料

採用数字[174]・日報数字[186]・営業カレンダー[191]・会議資料[192]・クライアントアンケート[193]・月末会議資料[194]

数字の置き場を1つにして、資料は自動で出力します。いまはそれぞれが別々に集計・転記されています。

見込み: 中程度I列に「連携や結合にミスが発生しやすい」[192〜194]

一部はすでに半自動化されています[174][186]。その延長で進められます。

複数人が関わるフロー

人から人への引き渡しが多い箇所です。引き渡し自体をなくせるかを検討します。

フローいまの流れ省ける箇所の案
商談後の業務報告[78][79]社員→アシスタント→Kintone転記依頼をなくします。社員が録画を渡せば、報告とKintone登録まで完了します。
継続商談資料(事例・既存)[80]社員がKintoneで依頼→アシスタントが記入(10分)→前日までに対応商談を指定するだけで素材が出る形にし、依頼と期限管理をなくします。
受注からKOまで[86〜90][103〜108]社員→アシスタント→編集者・社長上流の情報がそろえば、KO事前準備・メール作成(240分)の「整理」が不要になる見込みです。
契約の承認[92〜96]社員→経営企画局→担当者承認→局長承認→クラウドサイン承認のルール変更が必要なため、今回は対象外とします。申請の起票だけを自動化します(上の「Trello依頼の統一フォーム」)。
プロモの発注[115〜117]アシスタント→経営企画局→クライアント発注情報から発注書を自動生成し、起票を省きます。
請求処理[165〜169]アシスタント→経営企画局→局長の捺印形式がバラバラな請求書[165]の読み取りと支払リスト作成を自動化します。読み取り精度の確認が先に必要です。
社長・編集者との共有[105][106]アシスタント→社長・編集者受注情報の一括登録から共有文を自動生成します。

ツールを減らした場合の案

シートの記載から拾った候補です。各ツールの契約や利用状況は確認していません。PM局の中で完結するものと、他部署の合意が要るものに分けています。

減らす対象統合先減る業務・効果関連する連結案範囲
問い合わせフォームの配信代行(SHINOBI)Lseter(移行中[51])配信先の依頼、結果取り込み、URL取り込み[52〜54]の3業務。1日1000件の上限と1件30円の制約もなくなります。案8 一斉アプローチの履歴記録PM局内
履歴取り込みの中間ファイル(変換用スプシとExcel)送信側からKintoneへ直接書き込みコピペと変換の手順[49][50]がなくなります。案8 一斉アプローチの履歴記録PM局内
日程調整のツールの二本立て(TimeRexとPE手動調整)どちらかに統一担当者ごとにツールが違う問題[109][173]がなくなります。KOアポと採用面接設定が対象です。案4 日程調整の横展開PM局内
業務報告に使うChatGPTClaudeに一本化プロンプトの管理が1か所になります。[110][113][125]。[75]には、ChatGPTの出力精度が低く7割を人の手で補っていた、との記載があります。案1 議事録から業務報告までPM局内
クライアント管理アプリと案件管理アプリ(Kintone)の二重入力1つのアプリに統合、または片方を自動入力二重入力[88]がなくなります。クライアント情報シート[89]との統合も検討できます。案2 受注情報の一括登録他部署も使う可能性
経営企画局などへのTrello依頼KintoneのプロセスやChatworkの定型投稿起票の窓口が1つになります。Trelloの通知が即時でない問題[93]もなくなります。案5 Trello依頼の統一フォーム他部署の合意が必要
プロモ管理表(スプレッドシート)の転記元Kintoneに統合管理表と、Kintone、PE、Amazonを横断して確認する作業[154]、二重転記[144]がなくなります。案6 プロモ管理表の入力元を1つに管理表の利用者を確認

PM局内の4つは、PM局の判断で進められます。他部署が関わる3つは、まず提案として共有し、先方の意向を確認する進め方を考えています。

4→1確認先

連絡の窓口が多すぎる(メール・Chatwork・Trello・PowerEgg)

佐藤局長のヒアリングより

連絡の窓口が4つに分かれ、次のようなコストが発生しています。

  • どのグループに書くかを探す、過去の連絡を検索する
  • 念のため、担当者へ追加で連絡する
  • 同じ内容を、複数の場所へ伝える
  • 通知が多すぎて、重要な連絡を見落とす(Trelloは通知が来ても見なくなっている)

ツールを減らさない場合: 自分宛ての連絡、メンション、未対応の事項、確認が必要な案件だけを、1か所にまとめて確認できるようにします。定型の共有は、必要な情報を入力すれば、適切な場所へ自動で投稿します。

ツールを減らす場合: 連絡の用途ごとに使うツールを1つに決め、参照先を統一します。使われていない管理表やツールは棚卸しして廃止します。

見込み: 中程度優先度: 中〜高(議事録)案5(Trello依頼)と関連

4つのツールの通知をまとめる方法は、ツールごとに確認が必要です。

継続商談の提案

いまの継続商談資料(事例・既存)[80]は、社員が依頼→アシスタントがフォーマット記入→前日までに受け取る流れです。商談前のリサーチと事例探しも、同じ「商談先を調べて、刺さる事例を選ぶ」作業です。

事前準備(仮説・切り口)[75] 20分+ 事例検索[76] 15分+ 継続商談資料(事例・既存)[80] 30分→ 商談を指定すると素材が出る

現在進めている効果事例スライドの差し込みは、この素材づくりにそのままつながります。まず差し込み時のレイアウト崩れを直すことが、杉本さんのヒアリングで第1優先とされています。

PM局にお願いしたいこと

1. 優先度を決める

案1〜10のうち、先に取り組むものを選んでください(案10は、ヒアリングで第1優先とされています)。件数や頻度を知っている方の判断が確実です。

2. 月間の件数を教える

所要時間は1件あたりで、頻度の列がありません。「議事録から業務報告まで」と「受注情報の一括登録」は、件数がわかると効果を比べられます。

3. 入力元を決める

受注情報の一括登録で、入力元をKintoneとクライアント情報シートのどちらにするかを決めたい点です。

4. 担当を決める(可能であれば)

お忙しいと思いますので、決められる範囲で構いません。担当が決まった案は、その方と検証を進めます。

承認ルールの変更が必要なもの(契約の承認など)は、今回の対象から外す方針でよいかも確認させてください。「見込み」は、現在使えるツールと過去の実績からの私の見立てです。着手前に、各案で小さく試して確かめます。